”【続編】ジュエリーリフォームってどうやるの???"
こんにちは、カデンシア&コンシェルのジュエリーデザイナー 後藤です。
以前書いたコラムで、店頭でのジュエリーリフォームの流れをご紹介いたしました。
※内容の詳細は、
「ジュエリーリフォームってどうやるの???」
https://www.cadensiaconciel.com/column/20230222.html
こちらの記事をご覧ください!
今回は、「預けた後、どのように加工が進んでいくの…?」「石は勝手に取り換えられたりしないの?」
というご不安、疑問にお答えし、加工の流れのご紹介をさせていただきたいと思います!
まずは店頭でお客様をお見送りしたあとのこと。
ジュエリーアドバイザーにより、お預かりしたお品物を1点1点、360度マクロカメラにて撮影いたします。
その後、石の内部まで映し出せる顕微カメラを使用し石の特徴を記録します。
お預かりしたお品物と石の状態を記録する、とても大事な作業です。
これにより石の内包物や欠けがある状態などを記録し、お客様のお品物に留まっていた石それぞれの特徴がわかりますので、石の取り違えを防ぐことができます。
次はジュエリーデザイナーにバトンタッチ!
職人へのデザイン指示を作成していきます。
お客様からお伺いしたご要望やお話の内容…お約束事…
ご使用シーンに合わせた着け心地や強度を踏まえた上で0.01mm単位で職人が行う加工への指示を出していきます。
そしていよいよ、デザインを立体にしていきます!
当店のフルオーダーメイドは通常、建築や車の立体デザインにも用いられるCAD(3Dモデル)を使用して、データを作っています。
平面だったデザイン画が、職人の手によりついに立体に…!
データのチェックはジュエリーデザイナーにより行われ、イメージ違いが起こらないよう細心の注意を払いながら作成していきます。
データが完成したら、あとは職人の領域です。
まず、作成したデータを3Dプリンタで造形。
その後、造形物を貴金属に変える鋳造という工程を経て、石留めや磨き、表面加工を施していきます。
創業50年を超える自社工場の熟練の職人たちにより、美しいジュエリーへ変貌を遂げていきます。
そして、いよいよ完成…!の前に、大事な工程、最終検品です。
カデンシア&コンシェルの厳しい検品基準のもと、職人、ジュエリーデザイナー、ジュエリーアドバイザー、責任者により念入りなチェックが行われます。
全員のOKが出たら、ついに完成です!
ご成約をいただいてから数週間後…
お客様からお預かりしたお品物は大冒険を経て美しく生まれ変わり、店頭に戻ってまいりました。
ジュエリーアドバイザーからお客様へ、完成のご報告とお引き渡し日の調整をさせていただきます。
カデンシア&コンシェルでは作り手全員が、お客様の笑顔を想像しながら1点1点心を込めて製作させていただいております!
小さなことでも、不安に思うことやわからないことがございましたら、どうぞ気兼ねなくご相談くださいませ☆
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カデンシア&コンシェルは、ジュエリーリフォームとオーダージュエリーの専門店です。
お手持ちの指輪など貴金属のアクセサリーの宝石を新しいデザインで留め替えするセミオーダーやオリジナルのデザインでのオーダーメイドを承ります。
そのほか、ジュエリーの修理までさまざまなご相談にお応えいたします。
お預かりしたお品物の加工については、熟練の職人がひとつひとつ的確な方法で仕上げて参ります。
また、加工の料金は分かりやすいメニュー表にて価格のご提示をいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
ホームページから簡単にご予約いただけます。
経験豊富なアドバイザーとジュエリーデザイナーがお客様のお品物に最適な方法で、実例を交えて提案いたします。
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